こんばんは。芹澤です。
このBlogで、田中がやけに良い話をしているので
一人で勝手にプレッシャーを感じている今日この頃です。
あまりサッカーの話ばかりしても、本当にサッカーバカだと
思われかねないので、今日は私が住まいづくりに携わろうと
志したキッカケについてお話させていただこうかなと思います。
私、実は学生時代まるっきり建築とは対極にいる分野の勉強を
しておりました。「将来○○になりたい」とか明確なビジョンを
持った人間ではありませんでしたし、逆に将来なりたいものを
持っている同級生を羨望のまなざしで見ていました。そんな生活を
送りながらも、大学3~4年にもなればイヤでも、就職活動という事実
に直面します。同級生は銀行マン、証券マン、会計士、税理士等、
それぞれの道に向かって動いていく中、なにか踏み切れないものが
ありました。それまでなんとなく進路を決めてきた自分のなかに
なにか引っかかるものがあったんでしょうね。建築会社を営んでいる
父親に対するうしろめたさというか、なんというか。
うまい言葉が見つかりませんが。
しかし、自分の育った環境が少なからず影響しているのか
建築に対する興味というのは少なからずあったような気がします。
結局大学を卒業と同時に、建築関係の学校に入学しましたが、それも
ただ漠然とという感じでしたが。
しかし漠然とした中にも、何かやりたいという思いもありましたので、在学中に都内の設計事務所にバイトとして入ります。当時パソコンのパの字も知らなかった私を「つかえねーの来ちゃったなあ。」的な顔で
面接している所長の顔を今でも思い出しますが(笑)
結局当社に入社するまでの約7年間(バイトを1年、社員として6年)
をそこで過ごすことになります。
その間、住宅をはじめ、マンションなど数多くのプロジェクト
に携わらせていただきましたし、札幌駅南口開発というビッグ
プロジェクトにも参加させていただきましたが、私自身今でも
忘れられない、最後に所長が私にむけておっしゃた
「これから先どんなに君が大きくなろうとも、決して家づくりを
辞めちゃだめだ。お客様が一生をかけて建てる家づくりに参加できる
なんて、こんな幸せな仕事、他にはないのだから」
という言葉が今日の自分を形成しているのだなと。
お互い忙しくて、なかなかお会いする機会がありませんが、
今度、時間をみつけてワインでも持って伺いますよ。七沢さん。
http://www.studio-ef.com/
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