こんばんは 芹澤です。
ワールドカップも間近にせまり
そろそろ寝ダメでもしておこうかなと
思う今日この頃ですが、そろそろ本業について
お話しなきゃいかんなと思い
今日は久々に筆をとった、いやキーボードを
打った次第です。
私、以前にもお話しました通り
日頃設計業務に携わっております。
当社ではプランニングを承った時点で
お客様に御要望をお伺いするために
ヒアリングというものをさせて頂きます。
じゃあその時私何をしているかというと
終始無言です
..え...?(_´Д‘)
ってなりますよね。
というか聞き役に徹します。
だってそうでしょ。
せっかく夢にまで見たマイホームを手にいれる
ため具体的に歩み始めた第一歩で
御要望を言って頂いているのに
「当社ではその仕様はムリですね」
とか言われちゃった日にはお客様も
テンション下がりますよ。Σ(゚д゚lll)
だから思っていること、叶えたいこと
「資金的にこの要望ムリかな」みたいな
ことまで洗いざらい言って頂いています。
お客様が思ってらっしゃるその御要望を
叶える方法は1つだけではありません。
ちょっと視点を変えればいろいろあります。
思っていたほどお金をかけなくても
解決できたりするんです。
そのほかにお客様のプライベートについて
お聞きします。例えば
「御主人は御帰宅されたらまず風呂派ですか?
それとも寝る前に風呂入ります?」
「その後晩酌とかします?」
「奥様、洗濯物はどこで干します?」
とか。
なかには、そんな話のなかで
「サッカー観戦が趣味で」とか
「晩酌をします」
なんて言われた日には
私、間違いなく話を脱線させてしまいますが(笑)
でもそういった会話のなかで日々の動線が
見えてきたりするのも、また事実です。
そういったたわいもない話をすることが
「楽しい家」をつくる第一歩だと考えております。
ですから芹工務店にプランを依頼するときは
素っ裸になるつもりでいらして下さい。
(いやいや、変な意味じゃなくて)
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こんばんは 芹澤です。
遂に2006FIFAワールドカップドイツ大会の
日本代表メンバー23人が発表されましたね。
私は、発表の中継を移動中の車中で
ラジオを通して聞いていました。
甲高い声が特徴のジーコが、いつもより声を
抑え目でメンバーを発表している時は
その雰囲気に思わず緊張。
そして読み上げられる名前に一喜一憂。
「カワグーチ」「えっ!?川渕キャプテン」
「ナカタコージ」「お前かよ!?(怒)」
「オーノ」「よっしゃ(ガッツポーズ)」
「ヤナギザワ」「お前もかよ!?(怒)」
注:私アンチ鹿○アン○ラーズです
そして最後。
「マーキ」「おおっ」
思わず会場にいた報道陣と
まったく同じリアクションをしてしまいました。
私、この発表に対して当初は
上記のリアクションのように
納得いかない人選もありましたが(ただの好き嫌いですが)
この23人が現時点で日本を代表する
最強のメンバーだと信じて、寝不足にも負けず
日本代表を応援します!(なんの決意表明だよ)
ジーコよ。なぜ松井大輔を選ばなかった(ToT)
こんばんは 芹澤です。
皆様はゴールデンウィークを如何お過ごしでしょうか。
当社は明日から7日までの5日間GW休暇させていただきます。
私は、先週末から先乗りしている家族を追いかけて
奥さんの実家のある東京に行きます。
この時期、都内を車で走っていると
日頃の喧騒がウソのように静まり返っています。
せっかく東京に行って、あまり人がいないのを
寂しく感じてしまうのは田舎モノの性なのでしょうか?
それはさておき、連休中は都内に住んでいる
友人や親戚に会ったりと、割とスケジュールが
埋まっていますが、合間を見て建築見学にでも
行こうかなと思っています。
今回の目玉はなんと言っても「表参道ヒルズ」。
(それこそ田舎モノまるだしですが)
建築という仕事に携わっている以上
安藤忠雄のつくった作品はチェックすべきと思っております。
っていうか「安藤忠雄って誰?」って
皆さんお思いでしょう。
まず経歴が異色なのですが、元は彼
プロのキックボクサーでした。
それがある日、建築家を志しキックボクシングを
あっさり辞めてしまいます。
数年間のヨーロッパ旅行中に建築を
独学で学び、帰国後コンクリート打ち放し
の住宅「住吉の長屋」を発表します。
それが当時の日本の建築界に激震を
もたらし、その後数々の名声を経て
今や世界を代表する建築界の
オピニオンリーダー的存在として
君臨しています。
彼自身、大阪を拠点としており
東京に作品を発表すること自体
かなり稀なので、今回は這ってでも見に行き
表参道とまったく同じ勾配でつくられた
アトリウムを肌で感じたいなと
思っています。
でもメチャメチャ混んでるんだろうなあ(ToT)
それでは皆様楽しい休暇をお過ごしください。
こんばんは。
昨日お打ち合わせのあったお客様に
「今度ワインでも持ってきますよ。」
と冷やかされた芹澤です。(笑)
わかってはいますが、自分の書いたBlogを
いろいろな人に見られているって正直ハズカシイ。
でも、私どものBlogを楽しみにしている方が
一人でもいる限り、書き続けますよ!!!
(なにいばってんだと言われそうですが)
突然ですが、皆さんミース=ファンデルローエっていう方を
御存知でしょうか。
1886年ドイツ生まれの、20世紀3大巨匠の一人に
数えられる建築家なのですが、あまりに凄すぎて
彼のDVDまで発売されている始末です。
実は昨晩そのDVDを見たのですが
その中でモントリオールでガソリンスタンドを
設計した話が出てくるのですが、今日はその話を
させていただきます。
普通ガソリンスタンドって、車で走っていると
かなり離れたところからでもわかるくらい
どデカイ看板がありますよね。
「ここにガソリンスタンドありますよー。」
ってな具合に。
でも彼は違うんです。
ガソリンスタンドの設計を依頼された周辺の環境が
低層住宅が並ぶ閑静な住宅街だったことを考慮して
平屋建ての屋根の低いガソリンスタンドを設計しました。
でもそれだけじゃないんです。
看板も人間の背丈ぐらいのものをデザインしました。
「おめえ、それじゃ車で走ってても通り過ぎちまうじゃねーか。
ガソリン入れ損なっちまうよ。」
って経営者怒っちゃいますよね。
そこでミース。
「バカヤロー。おめえばっか、どデカイ看板おったてて
ギンギラギンにしたらせっかくの街並が死んじまうじゃねーか。」
(言い回しについては多少脚色してます)
日本の街並もきれいにしたいよなあ。
http://www.bigtimeweb.jp/catalog/detail_miesvanderrohe.html
こんばんは。芹澤です。
このBlogで、田中がやけに良い話をしているので
一人で勝手にプレッシャーを感じている今日この頃です。
あまりサッカーの話ばかりしても、本当にサッカーバカだと
思われかねないので、今日は私が住まいづくりに携わろうと
志したキッカケについてお話させていただこうかなと思います。
私、実は学生時代まるっきり建築とは対極にいる分野の勉強を
しておりました。「将来○○になりたい」とか明確なビジョンを
持った人間ではありませんでしたし、逆に将来なりたいものを
持っている同級生を羨望のまなざしで見ていました。そんな生活を
送りながらも、大学3~4年にもなればイヤでも、就職活動という事実
に直面します。同級生は銀行マン、証券マン、会計士、税理士等、
それぞれの道に向かって動いていく中、なにか踏み切れないものが
ありました。それまでなんとなく進路を決めてきた自分のなかに
なにか引っかかるものがあったんでしょうね。建築会社を営んでいる
父親に対するうしろめたさというか、なんというか。
うまい言葉が見つかりませんが。
しかし、自分の育った環境が少なからず影響しているのか
建築に対する興味というのは少なからずあったような気がします。
結局大学を卒業と同時に、建築関係の学校に入学しましたが、それも
ただ漠然とという感じでしたが。
しかし漠然とした中にも、何かやりたいという思いもありましたので、在学中に都内の設計事務所にバイトとして入ります。当時パソコンのパの字も知らなかった私を「つかえねーの来ちゃったなあ。」的な顔で
面接している所長の顔を今でも思い出しますが(笑)
結局当社に入社するまでの約7年間(バイトを1年、社員として6年)
をそこで過ごすことになります。
その間、住宅をはじめ、マンションなど数多くのプロジェクト
に携わらせていただきましたし、札幌駅南口開発というビッグ
プロジェクトにも参加させていただきましたが、私自身今でも
忘れられない、最後に所長が私にむけておっしゃた
「これから先どんなに君が大きくなろうとも、決して家づくりを
辞めちゃだめだ。お客様が一生をかけて建てる家づくりに参加できる
なんて、こんな幸せな仕事、他にはないのだから」
という言葉が今日の自分を形成しているのだなと。
お互い忙しくて、なかなかお会いする機会がありませんが、
今度、時間をみつけてワインでも持って伺いますよ。七沢さん。
http://www.studio-ef.com/