今朝の朝日新聞朝刊に掲載されていたのですが
今、欧州で「バイオ燃料」に関する方針が揺れているそうです。
EU(欧州連合)では昨年、2020年までに自動車の燃料の10%をバイオ燃料にする
いわゆる「バイオ燃料10%化計画」が掲げられたのですが
昨今の世界的規模の食料高騰が、バイオ燃料の大量生産が招いたとの批判があり
見直し論が高まっているそうです。
バイオ燃料の大量生産が食料高騰を引き起こした具体的な要因としては
バイオ燃料の原料となるトウモロコシやサトウキビといった穀物系が
食用から、バイオ燃料への転用が急激に増加していることが挙げられます。
バイオ燃料は原料が光合成で二酸化炭素を吸収して育つので
京都議定書ではいわゆる「カーボンニュートラル」として扱われ
地球温暖化防止の救世主として昨年ぐらいから注目されているのですが
地球を救うはずが食糧危機を引き起こしては本末転倒ですからね。
(カーボンニュートラルは環境化学の用語で、直訳すればカーボンは炭素、ニュートラルは中立なので「環境中の炭素循環量に対して中立」となる。何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量である、という概念。)
正しい意味での地球温暖化対策を、洞爺湖では真剣に議論し考えてもらいたいです。
(僕らもですけど)
今、欧州で「バイオ燃料」に関する方針が揺れているそうです。
EU(欧州連合)では昨年、2020年までに自動車の燃料の10%をバイオ燃料にする
いわゆる「バイオ燃料10%化計画」が掲げられたのですが
昨今の世界的規模の食料高騰が、バイオ燃料の大量生産が招いたとの批判があり
見直し論が高まっているそうです。
バイオ燃料の大量生産が食料高騰を引き起こした具体的な要因としては
バイオ燃料の原料となるトウモロコシやサトウキビといった穀物系が
食用から、バイオ燃料への転用が急激に増加していることが挙げられます。
バイオ燃料は原料が光合成で二酸化炭素を吸収して育つので
京都議定書ではいわゆる「カーボンニュートラル」として扱われ
地球温暖化防止の救世主として昨年ぐらいから注目されているのですが
地球を救うはずが食糧危機を引き起こしては本末転倒ですからね。
(カーボンニュートラルは環境化学の用語で、直訳すればカーボンは炭素、ニュートラルは中立なので「環境中の炭素循環量に対して中立」となる。何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量である、という概念。)
正しい意味での地球温暖化対策を、洞爺湖では真剣に議論し考えてもらいたいです。
(僕らもですけど)
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